ウクレレでコードを覚えよう(2) 度
前回は「音の名前」をC-D-E-Fということを説明しました。次に度についてです。度とは、音の名前に対する相対的な位置、教材によっては「距離」と言ってます。
言葉で言うとわかりにくいので、下の図を見てください。
Cの音を1番として、Dの音を2番というように番号をつけます。たとえば、Aの音は6番になります。これを度といいます。「Cの6度の音」はAです。
また上の図は、Cを1番としているので、「Cの音階」(クラシックではハ調)とも言います。
ただし、「度」は二つの音の関係を表しているので、
のように、CとAの関係は6度、DとBの関係も6度となります。
このように、度は、相対的な位置であることがわかります。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、このように二つの音の間を番号で表すことで、都合のいいことがたくさんでできますので、ぜひ 「度」をおぼえましょう。