小竹遼さんのライブへ行ってきました

昨日、小竹遼さんのライブへ行ってきました。下北沢の小さなライブハウスで、20名くらいの観客。小竹さんのことは、昨年オンラインワークショップを受講して知りました。なかなか王道の選曲をせず、「えーこれもウクレレで弾くの」みたいな選曲とそのアレンジで私的にはいい仕事してるな~というところにきて、たまたま見たtwitterでライブ情報が流れてきたので即決しました。

観客の雰囲気からすると私は完全アウェイな感じ。中休みのときに隣の人と話したらほとんどが生徒さんのようでした。これで納得。それから思ったより背が高く、王子、名渡山さん、KYASさんと、みなさん背が高いですね。ウクレレ弾きは背が高くないとダメなのかしらん。

さて、演奏はというと、ちょっとおとなしいかなというのが全体的な印象。たぶん、ロールをあまりいれない演奏と、ボディアクションが少ないからかな、と勝手に結論づけちゃいました。あと、音色ですね。Youtubeの演奏もそうなので意図的に作っているのだと思いますが、Highを上げ気味になっている感じがして、ウクレレのやわらかさが減っている感じでした。ここは完全に好みの部分なので、これが正解というのはありませんが。あと、Low-Gの低音側が強く聞こえすぎてたような気がしました。たぶん会場のPAだと思いますが。

小竹さんのすごいと思うところは、左手のワークではないかと思います。とにかくメロディが切れない。先日の名渡山さんのライブでも、数か所、メロディが切れた演奏がありました。意図して切ったのではなくギリギリまでひっぱったけど切れたいう感じでした。ところが、小竹さんの演奏では、さらにギリギリまでひっぱっていて、「あっ、メロディ切れた」というところはなかったと思います。それから、とにかくセーハの連続技で、たぶん左手の力がかなり強いのだろうと。

そんな小竹さんの演奏で、パイレーツオブカリビアンはそのカラーがよく出た演奏で、とっても良かったです。あとはひょっこりひょうたん島。まさかの選曲ですが、けっこう盛り上がりましたね~。小竹さんはいくつですかといいたくなりそう。