EASTMAN ARCHTOP UKULELE
以前、MU80 w/PUというモデルを所有しておりました。写真はこちらのサイトをごらんください。
https://eastmanguitars.wixsite.com/eastmanguitars/archtop-ukulele
日本のサイトでは、現行品のように見えますが、本国のサイトには載っていないので、既に生産完了かもしれません。削り出しということで、バイオリンのようにふくらんだボディをしており、見ているだけでうっとりしてしまう美しさでした。所有期間は1年くらい。しかもほとんど弾いておりませんでした。理由はいくつかあります。
- アーチトップ独特のポジションで、特に右手のポジショニングが難しかった。
- アーチトップ以外の作りが少し雑に感じた。ボディがすばらしいだけに目立ってしまった。
- 当時はテナーサイズを使っており、これはソプラノサイズで窮屈だった。
- ブリッジ側の弦通しの穴径が小さく、4弦を金属弦(Low-G)に変えるには穴を加工する必要があった。(結局美しいボディに手を入れたくないのでやりませんでした)~当時、私はLow-Gばかり弾いていました。
- ブリッジ部分が固定されていないので、弦交換には神経を使う。
あたりが理由。
音的には、ソプラノなのでそれほど音量は出ませんが、音が前に出てくる感じがなく、ボディの上でコロコロ鳴っている感じで、ソロスタイルでは無理かな~と思って手放しました。
もちろん、なじんでくればそれも解消されたかもしれませんし、ピックアップを通して弾くとまた違っていたのかも・・・
EASTMAN GUITARのページでは、あの押尾コータローさんが弾いているので、単に私の技量と見る目がなかったとも感じております。私にとっては豚に真珠ということかも知れません。。。
注) 楽器は同一型式の製品であっても、使用している木材の部位や加工精度・仕上げなどの個体要因や、温湿度などの環境要因で印象が変わることがあります。また、音色は個人による感じ方なので、響くとか、バランスとかの尺度は個人差があります。