ウクレレでコードを覚えよう(1) 音名

ウクレレ楽会というウクレレ練習サークルをはじめて3年目になろうとしています。みなさん楽譜・TAB譜は読めるのですが、コード名で EbとかF#m7とか、ちょっと聞きなれないコード名が出てくると苦手な方が多いようです。

ウクレレは4本しか弦がないので、ちょっとした決まりごとを覚えるだけでいろいろなコードを弾くことができます。主要なコードの押さえる位置をずらしたり、1音変えたりするだけです。

そんな話を何回かに分けて書きます。コードぎらいのクスリになればと思います。

 

コードの話をする前に、音名の話です。下の図は、音符と音の名前を表しています。

一番上のドレミファは、小学校から習う音楽の音の名前ですね。実はドレミファは、イタリア式の音の呼び方です。明治時代に西洋音楽(古いですね)を取り入れたときに、イタリア式を採用したようです。

二段目のCDEF・・は、英語での呼び方です。ポピュラー音楽は英語が使われますので、音の名前もCDEFGABの英語の呼び方を使います。

三段目は日本式の呼び方です。単純に ABCを「いろは」に当てはめただけです。現在は音名をいろはで呼ぶことは無いのですが、いまだに「交響曲 第7番 ト長調」などの「ト長調」に使われています。ト長調は、英語で言えば G major で、今となってはG majorのほうがなじみやすいような気もするのですが。。。。

とはいえ、音の名前を「ドレミファ」だけでなく「CDEFGABC」と呼ぶことをまずは覚えておく必要があります。